停電・断水したらどう過ごす?自宅で無理せず乗り切るための現実的な考え方

停電や断水が起きた自宅で、高齢の夫婦が懐中電灯や飲み水を使いながら、落ち着いて過ごし方を考えている防災イメージ 防災


※本記事には広告(PR)を含みます。紹介している商品・サービスは、状況によってあなたの生活を助ける可能性があるものを厳選しています。

地震や台風のあと、「停電・断水」って聞くと急に現実になる

地震や台風のあと、
「停電しました」「断水しています」
というニュースを見ると、一気に不安になりますよね。

でも実際には、
すぐ避難が必要なケースと、
自宅で様子を見たほうがいいケース
この2つがあります。

この記事では、停電・断水したときに自宅でどう過ごせばいいのかを、できるだけ現実的な目線で整理していきます。

先に言っておくと、ここで伝えたいのは「我慢して耐えよう」ではありません。
防災は、根性じゃなくて安全に乗り切る設計です。


まず最初に考えるべきこと

停電や断水が起きたとき、一番大事なのは

「今すぐ避難が必要かどうか」

を冷静に判断することです。

ニュースって刺激が強いので、つい「外に出なきゃ」と思いがちなんですが、
危ない家から逃げるのが避難であって、
不安だから外へ出るのは、場合によってはリスクが増えます。

以下のような場合は、迷わず避難を優先してください。

  • 建物に大きな損傷がある(傾き・大きなひび・崩れ)
  • 火災やガス漏れの危険がある(臭い・警報・火花など)
  • 周囲で土砂災害や浸水の恐れがある(危険情報が出ている)

反対に、これらがなければ、無理に外へ出ず、
まずは自宅で状況を見るのも立派な判断です。

「避難所に行く?自宅に残る?」の判断をもう少し丁寧に整理したい人は、こちらも一緒にどうぞ。
避難所に行く?自宅に残る?迷ったときの判断目安をやさしく整理


ここからが本番:自宅で過ごすなら「優先順位」を決める

停電・断水って、いっぺんに来ると頭が真っ白になります。
だからこそ、順番だけ決めておくと落ち着きます。

おすすめの優先順位はこの順番です。

  1. 安全の確保(火・ガス・割れ物・足元)
  2. 情報の確保(何が起きていて、どれくらい続きそうか)
  3. 体調の確保(寒さ・暑さ・水分・睡眠)
  4. 生活の確保(トイレ・飲み水・食事)

この順番を覚えておくだけで、「とりあえず何すれば…」が減ります。


停電したときの過ごし方

停電すると、

  • 照明が使えない
  • 冷暖房が止まる
  • 情報が入りにくくなる

という状況になります。

① 明かりは「安全第一」で

停電直後、いちばん危ないのは足元です。
ガラス片、倒れた物、段差。暗いと一気に事故が増えます。

  • 懐中電灯(できれば家族の人数分)
  • ヘッドライト(両手が空くので神)
  • ランタン(部屋全体の明かり)

ロウソクは火災の原因になりやすいので、できるだけ避けましょう。
(停電中って、普段より「うっかり」が増えます。)

家庭での停電対策は、内閣府のページでもポイントが整理されています。
内閣府|家庭における地震時等の停電対策について

② 情報は「取りすぎない」くらいがちょうどいい

停電時、情報がないのは不安です。
でも逆に、情報を追いすぎてスマホの電池が死ぬと、もっと不安になります。

このあたりが現実的です。

  • スマホのニュース(必要なときだけ)
  • 自治体の防災情報(公式の発信を優先)
  • ラジオ(電池式・手回し式があると強い)

スマホは「低電力モード」「画面の明るさを落とす」「通知を減らす」だけでも、体感でかなり持ちます。

③ 暑さ・寒さ対策を忘れない

停電時は冷暖房が使えません。
ここで大事なのは、気合ではなく体温の維持です。

  • 着込む(首・手首・足首を冷やさない)
  • 毛布を使う
  • 部屋を1つに絞る(暖/涼を集める)
  • 窓・カーテンで外気をコントロールする

特に高齢者は体温調整が苦手なので注意しましょう。
「大丈夫」と言ってても、けっこう我慢してることがあります。

高齢者がいる家庭の備えは別記事で丁寧にまとめています。
高齢者がいる家庭の防災、正直ここが一番つまずくところ


断水したときの過ごし方

断水で困るのは、結局この3つです。

  • 飲み水
  • トイレ
  • 手洗い

① 飲み水は「節約しすぎない」

飲み水は、絶対に節約しすぎないことが大切です。
体調を崩してしまっては元も子もありません。

備蓄の目安としては、政府広報オンラインでも「飲料水は一人1日3リットル×3日分」などが紹介されています。
政府広報オンライン|災害時に命を守る一人ひとりの防災対策

「何日分を目標にすればいい?」がモヤモヤしてる人は、ここで一回スッキリさせるとラクです。
非常食や水はどれくらい必要?「多すぎない備え」の現実ラインをやさしく解説

② トイレは“我慢しない”が正解

断水時にいちばんストレスになるのがトイレです。
ここを無理すると、体調もメンタルも一気に崩れます。

簡易トイレがあれば、無理に水を流さずに済みます。
そして現実問題として、災害時のトイレは国も「備えてください」とかなり強めに言っています。

たとえば内閣府の防災ページでも、災害用トイレ備蓄の重要性が触れられています。
内閣府|防災の動き(災害用トイレ備蓄の呼びかけ)

もし簡易トイレがない場合の応急策としては、ゴミ袋+新聞紙などでの対応もあります。
ただし、ここは「気合で乗り切る」より、次のために1つだけでも備える方が結局ラクです。

③ 手洗いは「全部水でやらない」

断水すると手洗いが難しくなります。
そこで役立つのが、アルコール消毒やウェットティッシュの併用です。

水を使う場面を「飲む」「最低限の調理」「最低限の衛生」に絞ると、意外と持ちます。


食事は“ちゃんと食べられる形”に寄せる

停電と断水が重なると、料理の自由度が一気に落ちます。
だから大事なのは「豪華さ」じゃなくて、確実に食べられる形です。

  • 温めなくても食べられる
  • 食べ慣れている
  • 少ない量でも満足感がある
  • 洗い物が少なくて済む

「防災グッズ、結局何を揃えればいい?」問題は、ここでつまずく人が多いので、買いすぎない考え方もセットでどうぞ。
防災グッズ、結局なにを揃えればいい?買いすぎないための現実的な考え方


【PR】“停電・断水”で困りやすいところを、まとめて軽くする選択肢

ここまで読んで、「結局、準備ってどこから…」となる人もいると思います。
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。

全部を一気に揃えようとすると続かないので、
まずは“困りやすいところ”から小さく穴埋めするのが現実的です。

例えば停電時は「明かり」「スマホの電池」「情報」が不安になりがち。
断水時は「トイレ」「衛生」が一気にストレスになります。

そこで、ここでは選択肢として、災害時にも役立つ系のアイテム(広告/プロモーション)を置いておきます。
「必要かも」と思った人だけ、参考にしてください。

「停電で情報が入らない」「スマホが切れそう」「夜が怖い」って、地味に削られるんですよね。
“明かりと充電”が確保できるだけで、体感の安心がかなり変わります。


高齢者がいる場合に特に注意したいこと

高齢者がいる家庭では、

  • 体調の変化
  • 脱水
  • 寒さ・暑さ

に特に注意が必要です。

「大丈夫」と言っていても、無理をしていることがあります。
こまめに声をかけて、休ませることを意識しましょう。

あと、ここは本当に大事なんですが、
高齢者がいると「避難の選択」が難しくなりがちです。
避難と自宅待機の考え方を、家族で一度だけでも共有しておくと安心感が変わります。

関連記事:
高齢者がいる家庭の防災、正直ここが一番つまずくところ


連絡が取れない不安があるなら、そこを先に潰す

停電・断水そのものも不安ですが、
実はじわじわ効いてくるのが「連絡が取れないかも」という不安です。

その不安は、“気持ちの問題”じゃなくて、準備で減らせます。
「連絡手段」「集合場所」「連絡がつかない時のルール」だけでも決めておくと全然違います。

関連記事:
災害時、家族と連絡が取れない…そんなときのために今できる準備


まとめ|停電・断水時は「無理をしない」が正解

停電や断水が起きても、

  • まずは避難が必要かどうかを判断する
  • 自宅で過ごせるなら無理に動かない
  • 体調(水分・寒暖・睡眠)を最優先に考える
  • トイレは我慢しない(ここが崩れると全部崩れやすい)

このあたりを意識するだけで、落ち着いて行動できます。

防災は、我慢することではなく、安全に乗り切ることです。
できる範囲で、無理なく。
それで十分です。


関連記事(内部リンク)

参考(外部リンク)

コメント