大雪で高速道路が通行止め…そのまま待つ?降りる?後悔しない判断基準

大雪で通行止めとなった夜の高速道路と赤く光る電光掲示板の様子 防災

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大雪の日、高速道路を走っていると突然現れる「通行止め」の表示。

「このまま待ったほうがいいのか」
「今すぐ降りるべきなのか」

ナビは真っ赤になり、前の車は減速。
考える時間は、ほとんどありません。

実は、大雪による高速道路の通行止めでは、判断を一つ間違えるだけで何時間も、場合によっては一晩中動けなくなるケースがあります。

この記事では、

  • なぜ大雪で高速道路が通行止めになるのか
  • 待つべきか、降りるべきかの判断基準
  • 車内待機になった場合の現実的な注意点

を、ニュースではあまり語られない現場目線で整理します。

防災の基本的な考え方を知っておきたい方は、こちらも参考になります。

防災って何から始めればいい?正直よくわからない人向けの考え方


なぜ大雪で高速道路は通行止めになるのか

「まだ走れそうなのに、なぜ止めるの?」と感じたことはありませんか。

実は高速道路の通行止めは、事故が起きたあとではなく、事故が起きる前に止めるために行われます。

特に問題になるのが、次の3つです。

  • 大型トラックの立ち往生
  • チェーン未装着車のスリップ
  • 除雪車が動けなくなること

たった1台が止まるだけで、後続車は次々と詰まり、雪が積もり、除雪作業そのものができなくなります。

過去には一晩で数十キロが完全麻痺した例もありました。

その反省から現在の高速道路は、


「危険になってから止める」のではなく
「危険になる前に止める」

という運用へ大きく変わっています。


通行止め表示を見た直後にやるべきこと

電光掲示板に「通行止め」の文字が出た瞬間、焦って行動してしまいがちです。

しかし、まずは深呼吸して落ち着きましょう。

① 完全停止か、予告かを確認

  • 〇km先 通行止め
  • この先 通行止め予定

この表示の違いは非常に重要です。

まだ走行可能な場合は、最寄りのSA・PAに入ることを最優先にしてください。

SA・PAに入れるだけで、

  • トイレが使える
  • 暖を取れる
  • 公式情報が入る
  • 燃料や体調を冷静に判断できる

精神的な余裕がまったく違ってきます。


そのまま待つ?高速を降りる?判断基準

多くの人が、ここで迷います。

結論から言うと、

「一般道へ降りれば早い」という判断は非常に危険です。

高速道路に留まったほうがよいケース

  • SA・PAに入れている
  • 燃料が半分以上ある
  • 吹雪で視界が悪い
  • 夜間で道路状況が読めない

高速道路は、

  • 除雪の優先度が最も高い
  • 対面衝突がない
  • 情報提供が継続される

という特徴があります。

一般道が危険になりやすい理由

  • 除雪が追いつかない
  • 坂道・峠で簡単に動けなくなる
  • 通行情報がほとんど出ない


「高速が止まるほどの雪=一般道はさらに危険」

この考え方は、災害時の判断とよく似ています。

避難所に行く?自宅に残る?迷ったときの判断目安


車内待機になった場合の注意点

① マフラーの雪詰まりに注意

排気口が雪で塞がれると、一酸化炭素中毒の危険があります。

エンジンをかけたまま暖房を使う場合は、必ず定期的に車外を確認してください。

② 燃料は想像以上に減る

暖房使用中は、アイドリングでも確実に燃料が減ります。

目安として残量が3分の1以下になったら移動しない判断が重要です。

③ 電源の確保が安心につながる

長時間の通行止めでは、

  • スマホの充電が減る
  • 情報が確認できなくなる
  • エンジンを切る判断ができなくなる

といった問題が一気に起こります。

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④ 体温管理を最優先

  • 上着を重ねる
  • 足元を冷やさない
  • 毛布や防寒具を活用する

この状況は、停電時の在宅避難とも非常によく似ています。

停電・断水したときに自宅でどう過ごす?


まとめ|大雪の日は「早く帰る」より「無事に帰る」

  • 焦らない
  • 無理に一般道へ降りない
  • 安全な場所で待つ判断を恐れない

大雪の日の高速道路では、

数時間の遅れより、命の安全。

それが、いちばん後悔しない選択です。

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